AIで復習クイズを作るときは、教材と出題範囲を先に固定し、各問題に正解・解説・根拠を付けます。問題数を増やす前に、正解が一つに決まるか確認しましょう。以下の短い教材と5問は、そのまま練習に使えるオリジナルの作例です。

出題に使う教材を用意する
ここでは、架空の図書室の利用案内を教材にします。一般的な図書館の規則を説明するものではありません。文番号を付けておくと、問題の根拠を照合できます。
[1] みどり図書室は、火曜日から土曜日まで開室します。 [2] 開室時間は午前10時から午後6時までです。 [3] 1人が同時に借りられる本は3冊まで、貸出期間は14日間です。 [4] 次の予約がない本に限り、1回だけ7日間延長できます。 [5] 延長は、返却期限までに窓口で申し込みます。 [6] 参考図書は室内でのみ利用でき、借りることはできません。
PDF教材を使うときも、章やページを指定します。画像だけのページは文字認識を確認し、図中の注記や表の条件が読み取れているかを見てください。
コピーできる出題プロンプト
以下の教材だけを根拠に、初学者向けの4択問題を5問作ってください。 各問の正解は1つ。選択肢はA~Dとし、正解位置を分散してください。 出力:問題/選択肢/正解/短い解説/根拠の文番号。 教材にない例外や条件を追加しないでください。 同じ内容の言い換えばかりにせず、条件を組み合わせて判断する問題を1問含めてください。 「すべて正しい」「どれでもない」は使わないでください。 【教材】 ここに教材を入力する
GitMind AIクイズ生成などの作成画面に教材を指定し、問題数や形式を設定します。自由記述の指示に対応しない画面では、出力後に下の表を使って条件を点検してください。

完成例:利用案内の確認クイズ5問
以下は教材に合わせて作成・確認した問題例です。特定ツールの実測結果や正答率を示すものではありません。解答を見る前に取り組んでみてください。
問1 みどり図書室が開いている曜日はどれですか?
A. 月曜日 B. 日曜日 C. 水曜日 D. 月曜日と日曜日
問2 午後5時に入室した場合、閉室まで何時間ありますか?
A. 1時間 B. 2時間 C. 3時間 D. 4時間
問3 1人が同時に借りられる本の上限は何冊ですか?
A. 1冊 B. 2冊 C. 4冊 D. 3冊
問4 まだ延長していない本に次の予約がありません。返却期限までに窓口で申し込むと、何日間延長できますか?
A. 3日間 B. 7日間 C. 14日間 D. 何日でも
問5 参考図書の利用方法として正しいものはどれですか?
A. 14日間借りる B. 7日間借りる C. 室内で利用する D. 予約がなければ借りる
解答・解説と根拠を照合する
| 問題 | 正解 | 解説 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 1 | C | 水曜日は火曜日~土曜日の範囲に含まれる。 | [1] |
| 2 | A | 午後6時に閉室するため、午後5時からは1時間。 | [2] |
| 3 | D | 同時に借りられる上限は3冊。 | [3] |
| 4 | B | 予約がなく、未延長で、期限までに申し込む条件を満たすと1回7日間延長できる。 | [4][5] |
| 5 | C | 参考図書は室内のみで利用し、貸し出さない。 | [6] |
問4は条件を組み合わせる問題です。「予約がない」という条件だけを残し、申込期限や延長回数を落とすと、教材の理解を正しく確かめられません。
GitMindで5問を作り直す場合
- 上の6文の利用案内をWordまたはPDFに保存し、GitMind AI問題作成へアップロードします。出力言語を日本語にし、単一回答の選択問題を5問に設定します。
- 出力後、各問題の正答・解説を元の6文に戻って照合します。とくに延長の条件は「まだ延長していない」「次の予約がない」「期限までに窓口で申請」の3点を落とさないでください。
- 根拠がない選択肢や複数の正答になり得る設問は修正し、配布前に教員が解いて確認します。
このページの5問は編集側が教材に合わせて作った例で、GitMindから同じ5問が生成されたという実測結果ではありません。
曖昧な問題をどう直すか
| 不十分な設問 | 問題点 | 修正例 |
|---|---|---|
| 本は何日借りられますか? | 通常の貸出期間と延長日数が混同される。 | 通常の貸出期間は何日ですか? |
| 予約がない本は延長できますか? | すでに延長済みか、申込期限内か不明。 | まだ延長していない本で、期限までに申し込む場合、と条件を追加する。 |
| 日曜に借りた本の返却日は? | 教材では日曜は開室していない。 | 開室曜日に合わせるか、日付計算を扱わない問題に替える。 |
誤答の選択肢は、正解と同じ単位・同じ種類にそろえます。日数を尋ねているのに冊数が混ざると、内容を理解していなくても答えられてしまいます。
配布する前に、教材の範囲内か、正解が一つか、解説と解答番号が一致しているかを確認します。誤答が多かった項目は、授業ノートの整理例のように、元の説明と疑問を分けて復習すると再出題しやすくなります。
AIの問題をそのまま成績評価に使えますか?
採点に使う前に、教員が内容、難易度、複数正解の有無を確認してください。ここでの5問は、教材と解答の対応を確認するための小さな練習例です。