シーケンス図は、UMLで規定された図の一つであり、オブジェクト間のやりとりを時系列的に表現したものです。とても実用的な図表なので、今回はシーケンス図のメリットや効果、そしてUMLシーケンス図を作るためのツールを3つ紹介したいと思います。
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目次
シーケンス図とは?
シーケンス図とは、プログラムの処理の流れやオブジェクト間の相互作用を時間軸に沿って視覚的に示す図表のことです。一般、エンジニアはよく使います。
シーケンス図のメリット
シーケンス図のメリットについて以下の内容をご参考ください。
- プログラムの処理をよりはっきり読む
文字だけでプログラムの処理を表すことは読みにくいでしょう。シーケンス図で表したら一目瞭然し、時間を節約できます。そしてシーケンス図のルールや表現は世界中のどの国でも一緒なので、他の国のエンジニアと一緒に働くても問題ありません。 - 理解しやすい
シーケンス図はエンジニアが使用している設計図ですが、処理の手順などを分かりやすく表現していますので、エンジニアではない方々でも読めます。 - トラブルが発生した後素早くて処理できる
オブジェクト間の相互作用を時間軸に沿って作成された図表なので、その一環で問題が発生したら、すぐに位置決めして処理することができます。
おすすめUMLシーケンス図ツール
GitMind
GitMindは、無料で使えるウェブベースのマインドマップ・作図ツールです。UML図の作成に必要な図形やアイコンが多く用意されていて、シーケンス図、クラス図、ユースケース図などのUML図を手軽に作成することができます。
Edraw max
Edraw Maxは、Edraw社が提供している作図ツールです。フローチャート、UMLモデリング、ネットワーク構成図、オフィスレイアウトなど、すべてEdraw Maxで対応できます。内蔵の図形と無料のテンプレートを利用すると、シーケンス図などの作成は簡単になります。
Lucidchart
最後に紹介するのはLucidchart。Lucidchartは、海外で大人気のオンライン作図プラットフォームであり、フローチャート、モックアップ、UML、マインドマップ等の作成に非常に便利なツールです。公式サイトではシーケンス図の書き方が紹介されています。
製品の比較
料金 | 日本語対応 | 対応OS | テンプレート | 図形とアイコン | 共同編集機能 | |
GitMind | 無料 | ✓ | Windows、Mac、Android、iOS | ✓ | ✓ | ✓ |
Edraw max | ¥9,800から | ✓ | Windows、Mac、Linux | ✓ | ✓ | × |
Lucidchart | $7.95/月から | ✓ | Windows、Mac | ✓ | ✓ | ✓ |
以上、おすすめのシーケンス図ツールについて紹介しました。他におすすめがあれば是非コメント欄で教えてください。
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