大谷翔平選手も実践！目標達成シート「曼荼羅（マンダラ）シート」を完全解説

皆さんはこんな経験をしたことはありませんか。

新年の抱負を自信満々に掲げ、年末までにその流れを断ち切ろうと考えますが。実際、計画は一定期間実行され、その後、それを守ることができなくなってしまいます。

実は、決意が不十分なのではなく、計画に実行力がないために計画が実現しないのです。

では、具体的にどうすればいいのでしょうか？ 

目標達成シートとして、（曼荼羅）マンダラシートは、誰にとっても実行力に役に立つツールです。

そのため、今回の記事は、マンダラシートとは何か、その書き方と具体例について詳しく解説していきます。

曼荼羅シートを把握

（曼荼羅）マンダラシートとは？

（曼荼羅）マンダラの語源はインドのサンスクリット語で、本質にたどり着くという意味です。

目標達成シートとして、（曼荼羅）マンダラシートとは、マトリックスチャートを使った発散的思考法で、大いなる目標を中心に、絶えず外に向かって広がっていきます。

オープンウィンドウ64（OW64）とも呼ばれていて、無限の創造性を刺激し、「直線的」思考の限界を打ち破ることができます。

現在、米国のメジャーリーグで活躍している大谷翔平選手も自分の目標達成するために、このマンダラシートを使っていました。

一つの最終的な目標から始まり、8つの必要な要素が設定され、それらの必要な要素に基づいて64個の必要な行動が設けられます。

[最終的な目標]

例：「私は誰になりたいのか？」

この目標は、将来の努力の指針となります。

[必要な要素]

例：「何に関心を持つか？」

中心的目標を達成するための8つの必要な要素です。

[必要な行動] 

例：「私ならどうすべきか？」
実践的思考は、可視的で具体的な行動、行為である必要があります。

マンダラシートは、「次に何をすべきか」を認識するのに役立ちます。 現在の私たちの欠点を思い出させ、取り組むべきことを常に気づかせてくれます。 また、長期的な人生計画にも非常に良い影響を与えますね。

マンダラシートについての3つの考え方

マンダラシートを書くときに、通常3つの方法で考えることができます。
1. 放射思考

通常、テーマや目標を中心に置き、その周りを目標を達成するための一連の方法で囲み、それらを並置します。

2. 螺旋的思考

ゴールを真ん中に置き、時計回りの順序で物事や計画を取り囲みます。

3. 5W2H思考

「When（いつ）」「Where（どこで）」「Who（誰が）」「What（何を）」「Why（なぜ）」「How（どのように）」「How Much（いくらで）」に従って考えます。

（上の画像にあるテンプレートはGitMindから提供さ れています。必要であれば、GitMindが提供するテンプレートを使って作成することもできます。）

マンダラチャートの書き方

マンダラチャートを使う場合、通常は4つのステップを踏みます：

ステップ1：最終的な目標を1つ書き出す

シートの中心のマスに最終的な目標を書きます。目標は具体的でなくてもOKです（例：お金持ちになりたい、幸せな家庭を築きたいなど）。

ステップ2：必要な要素を8つ書き出す

真ん中の周りの8つのマスに、目標を達成するために必要な要素を書き込みます。

ステップ3：64個の必要な行動を書き出す

それぞれ8つのマスの周りの8つのマスに、目標を達成するために必要な行動を書き込みます。

記入しやすいものから始めることをお勧めします。シートに記入済みの行動が増えてきたら、目標に近づいていることを意味します。

マインドマップでマンダラチャートを作る方法

マンダラチャートについて説明した後で、この分析法をよりよく実践し理解するための強力なツール、GitMindを紹介したいと思います。

GitMindは無料のオンラインマインドマップツールで、マンダラチャートを効果的に行うための強力な機能を備えています。 その主な機能をいくつか紹介していきます：

直感的なインターフェイス：GitMindは直感的でユーザーフレンドリーなインターフェイスを備えており、マインドマップの作成や編集がとても簡単です。

豊富なテンプレート：GitMind には豊富なテンプレートが用意されており、必要に応じてテンプレートを選択することができます。

クロスプラットフォームのサポート：パソコン、スマホ、タブレットなど、ブラウザを通してGitMindにアクセスし、いつでもどこでもマインドマップを作成・編集することができます。

マンダラチャートを書く際、GitMindを使って中心となるテーマを作り、その周りに関連するサブテーマを追加することで、包括的な分析フレームワークを形成することができる。 このビジュアライゼーションは、複雑な情報をよりよく理解し把握するのに役立ち、潜在的なつながりやパターンを発見するのにも役立ちます。

全体として、GitMindは、マンダラチャートをするにしても、他のタイプの思考活動をするにしても、試してみるのにとても便利なツールです。

マンダラチャートの具体例

人生の目標を達成する方法を例にして、GitMindを使ってマンダラチャートを書いてみます：

まず、GitMind公式ページにアクセスして、「私のマインド」→「新しいフローチャート」をクリックします。

そして、画面の右上にあるグラフをクリックして、そのグラフもクリックして接続と複製します。

グラフの色を変えたい場合は、ツールバーのフォーマットペインターをクリックして変更することが可能です。

このように、マンダラシートが作成できました。

次に、人生全体の目標を書きます。

自分が取り組むべき核となる問題を考え、そのキーワードをシートの中央に書き出します。 (ここでは自分がなりたい人は何かをテーマとします）

そして、目標達成のための必要な要素を書きます。

心・技・体・生活（人生）の8つの基礎的な振り返りがベストだと思います。

(8つのグリッドを埋められなければ、ギャップがあっても構わません）

最後に、必要な行動を記入します。

必要な要素に基づいて、実践的な行動や詳細な行動方法を書き出します。 (例：良い習慣を身につけるための基本的な考え方は、8つの実践的な考え方の引き金となります）

まとめ

目標達成シートにどんな結果を得るか、それをどう生きるかはすべて人によって異なります。 

しかしいずれにせよ、自分で決めた目標を貫き通せば、望む結果を得ることができますね。 

今すぐ曼荼羅シートを立ててみましょう！

ダウンロード